近年、農業の担い手がどんどん少なくなっていることや、様々な社会情勢を考え、農業全体の先行きに不安を覚えているという方も少なくありません。しかしその一方で、商品のブランド化を図り、「高くても売れる」「ちょっと贅沢が出来る」こうした路線を狙って日々試行錯誤を積み重ねているという農家の方も少なくありません。
美味しい作物を作るために必要な条件は1つや2つではありません。また、自然と一緒に行うものですので、天候や害虫などの影響で毎年の出来高は変わってしまいます。しかし美味しい作物を作り、ブランド化に成功している方の中でよく聞かれるのが、自然の下で作物にストレスがかからない状態でのびのびと育てること、農薬などを極力使わないようにすることなどが挙げられます。
これを実現するためにはどうしたら良いのでしょうか?
もちろんこの答えも1つではありませんが、何よりも大切なのはよく肥えた土壌を作り上げ、狭い農地でも使用できるような性能の良い農機などを使うことだとも言われています。一見すると広い場所で大量生産のように作物を育て、大きな農機で一気に刈り上げるという方法が成功しているようにも見えますが、ブランド米を作っている農家の一部では昔ながらの手間を掛けた農法で作物を育てるので、大きな土地や農機は要らないと言っている方もいらっしゃいます。農業はこれから新しい形でますます発展を遂げていけるかもしれません。
自分達の農法にあまり合っていないと感じたら売ってしまって、古い農機具は買取してもらって、新しい農機を使っても良いかもしれませんね。