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稲作農家で使用する農機具

農機具の買い取り査定を依頼する際、1つの農機具を買い取りされるだけでなく、まとめて農機具を売却される事例も多いようです。
これは、今まで農業をしてきた農家が廃業したり、栽培作物を変更することで、使用していた器具が不要になったことが理由となっています。

一例として、稲作農家が廃業した場合、どんな農機具が売却されるか見てみましょう。

◆田植機
古来、田植えというのは大人数で一列に並び、苗を1つ1つ手で植えていくという人海戦術が取られていましたが、それを機械により自動化したのが田植え機です。田植機はマット苗やポット苗から直接水田に稲の苗を植えることができるもので、最近の機種では肥料も同時に施肥することができる機能がついています。

◆自脱型コンバイン
自脱型コンバインは、稲の収穫の際に用いられる機械で、それまで用いられていたバインダーとハーベスター(脱穀機)の機能を兼ね備えたもので、稲作の発展に大きく貢献しています。

◆ハーベスター・自動脱穀機
ハーベスターおよび自動脱穀機は稲の脱穀に使用する農機具です。エンジンからの動力で稲の穂先と藁部分を分離する機能があります。

◆バインダー
バインダーは稲の収穫時に手で刈り取っていたものを自動化したものです。
ハーベスター共に、主に小規模な農家での収穫時に用いられています。

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