近年、巷では農業ファッションなるものが台頭し始めています。農業とファッションが特性的に正反対に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。ファッションを広義的に扱うと、文化やライフスタイルも包括するからです。代表的な例を一つ上げると、みなさんになじみの深いジーンズは元々、北米の鉱夫たちの作業着として誕生したものが原型でした。それを映画「理由なき反抗」でジェームズ・ディーンが着用したことにより若者が影響を受け、普及していったのです。だから、農業がファッションとなってもなんら不思議ではありません。2013年には農業スタイルコレクションという名でファッションショーも開催され、伝統的なモンペをリ・デザインする等の農業×ファッションのremixが進展しました。これらの流れから、オーガニック食品や自然に触れるという面もクローズアップされ、若い女性を中心に若者を取り込む運動が盛んになっています。これまで、農業では若者離れが進み、地方では後継者不足が深刻な問題となっていました。それが一転し、注目の的になるということは大変喜ばしいことですね。あなたの倉庫に眠っている農機具、もしかしたら必要としている人がいるかもしれません。決心つきましたら、ぜひ当サイトにご連絡ください。