近年、ガーデニングや畑の土地を借りて農業をする人が増えています。自分で手をかけた野菜たちが大きく実っていく姿は、我が子の成長をみている様で楽しみですね。農機具のトラクターは、農作業の手助けをしてくれます。このトラクターですが、収納の際にちょっと気を配るだけで長持ちさせる事が出来ます。トラクターを長持ちさせる収納の秘訣をお話ししていきましょう。
1つ目は洗車です。人間は1日が終わると、お風呂に入って身体を綺麗にしたり、頑張ったご褒美に温泉に入ったりします。我々と同じ様に、トラクターも綺麗にして丁寧に扱う事で長く使えます。ロータリーに巻き付いた草等も、大変かと思いますが丁寧に取りましょう。洗車をせずに保管をすると、錆び付いてしまいます。錆びはトラクター買取の査定額にも響いてきますので、注意が必要です。
2つ目は保管場所選びです。屋根付きシャッター付きが望ましいです。畑にブルーシートをかけるだけの状態で保管すると、錆びてしまいますので出来るだけ避けましょう。どうしても畑に置かなければならない際には、錆び止めを農機具屋でしてもらうとより良いです。
3つ目は、ガソリンを抜いておく事です。燃料タンクやキャブレターの燃料も抜いて置く必要があります。現代のガソリンは不純物が入っている為、ガソリンが腐ってしまい、ガソリンが気化しそのまま不純物が溜まって詰まってしまう事があります。いざ、シーズン始めにトラクターを使おうと思っても「動かない」と困る方がしばしばいます。ガソリンの抜き方ですが、キャブレターの底から燃料を抜きましょう。
この様に収納する前にちょっとだけ手を掛ける事でトラクターを長持ちさせる事が出来ます。それでも大切なトラクターを手放す事になった際には、そのまま収納庫に眠らせるのではなく、トラクター買取業者へお話しに行かれる事をお薦めします。