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コンバインの耐用年数は○○年!長持ちさせるメンテナンス方法も紹介

稲刈りで使用するコンバインの耐用年数超えていませんか?

 

コンバインは高価な買物ですから、なるべく長く使いたいですよね。長く使うには定期的なメンテナンスや修理が必要です。コンバインの耐用年数は一般的に10年ほどといわれていますが、みなさんはどれくらいの期間コンバインを使われていますか?もしかしたら、耐用年数を超えている、なんてことはないでしょうか。

 

今回は、コンバインの耐用年数について、メンテナンス方法などご紹介しています。また、コンバインなどの農機械は古くて壊れていても買取ってもらえることをご存じですか?それについても後半で触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

コンバインの耐用年数とは?

コンバインの耐用年数は、一般的に約10年、使用時間でいうと約1,000時間といわれています。しかし「こんなに使えるなら当分買い替えなくても大丈夫」と考えてはいけません。コンバインの寿命は、使い方によって大きく左右します。定期的なメンテナンスを怠れば、その分寿命も早くなってしまうのです。

 

また、使用可能なのは約1,000時間といわれてはいますが、この数字は定期的にメンテナンスや修理をおこなっている場合です。実際には、稼働700時間を過ぎたあたりから不具合が多くなってきます。修理代金も決して安くはないので、何度も不具合が発生するのであれば買い替えを検討してもよいかもしれません。

 

コンバインの耐用年数を伸ばすためメンテナンスしよう!

コンバインの耐用年数を伸ばすためメンテナンスしよう!

 

コンバインは高価なものですので、なるべく長持ちさせたいものです。そのためには、定期的なメンテナンスが必要になります。とはいえ、「メンテナンスはどんなところを見ればいいのか分からない……」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、コンバインの耐用年数を伸ばすためにやっておきたいメンテナンス方法をご紹介します。

 

【エンジン部】

・エンジンオイル

点検方法はオイルゲージを抜いて、上限と下限の間にオイルがあるかどうかを確認してください。また、オイルは使用すればするほど汚れがたまっていきますので、定期的な交換が必要です。最初は稼働時間が50時間経過を目安に交換します。それ以降は200時間ごとに定期的に交換するようにしましょう。

 

・オイルフィルタカートリッジ

点検する際は、アワメータを確認しましょう。最初の交換は、アワメータが50時間、それ以降は200時間になっていれば交換してください。また、エンジンオイルと一緒に交換できるのが理想です。

 

・ファンベルト

ベルト全体にはがれ・き裂がないかの確認と、ベルトの中央をおさえて、たわみが5㎜から10㎜ぐらいであるか点検をしましょう。点検の目安は50時間から100時間ごとです。

 

・ラジエータ(防じん網)、ラジエータホース

ラジエータ部分にホコリなどが詰まっていないかを確認しましょう。もし何か詰まっていれば、エアコンプレッサ等を使用して取り除いてください。ラジエータホースは、ホースに水もれや破損がないか、ホースバンドがゆるんでいないかを確認しましょう。破損がない場合でも、2年ごとを目安に交換することをおすすめします。

 

・冷却水と不凍液

リザーブタンク内の冷却水が「FULL」から「LOW」の間にあるかどうか確認し、LOWよりも少ない場合は補給しましょう。冷却水の交換は2年が目安です。また、不凍液の有無は冷却水の色で確認しましょう。有効使用期間は2年ですので、定期的に交換が大切です。

 

・燃料フィルタカートリッジ

まず、油水分離器にある燃料コックを閉じ、燃料フィルタカートリッジを取り出します。そこに水やゴミがあれば掃除をしてください。フィルタ掃除の目安は100時間ごとです。また、400時間の経過を目安にカートリッジを交換しましょう。

 

・燃料パイプ

パイプ全体にひびなどの破損がないか、ホースバンドのゆるみを確認してください。もし破損がなくても、2年を目安に定期的に交換することをおすすめします。また、点検の目安は6か月ごとです。

 

・エアクリーナー

エアクリーナエレメントの汚れや、変形していないかを確認してください。清掃は50時間、交換は300時間を目安におこないましょう。

 

・バッテリー

エンジンがしっかり始動するかの確認と、ターミナルに腐食している所や汚れ、ゆるみなど不具合がないかを確認してください。また、バッテリー液が足りない場合は補給しましょう。

 

【操作・走行部】

・クローラ

クローラにひびや摩耗などの不具合がないか確認してください。転輪部にゴミが挟まったいれば取り除きましょう。

 

・ブレーキ

コンバインを動かし、ブレーキが確実に効いているかを確認してください。

 

・グリースの塗布

引越しチェーンなど必要な場所にグリースの塗布をおこなってください。注油タンク内のオイルが減っていれば補給しておきましょう。

 

【刈取り部】

・引越し爪

爪の破損や摩耗、倒れている所がないか確認します。もし不具合があれば交換しましょう。

 

・各チェーン

各チェーンのチェーンローラ軸受け部の摩耗やゆるみなどがないか確認してください。ゆるんでいる場合は調整し、摩耗が激しい場合は交換が必要です。

 

・刈刃

刃の摩耗、さびがないかを確認してください。刈刃とナイフクリップのすき間が正しくあいているかどうかも確認しておきましょう。

 

【脱こく・排わら部】

・わら切り刃

脱穀カバーをあけ、わら刃を取り出し摩耗や破損がないか確認してください。わら刃は約200時間ごとの交換が理想です。

 

・こぎ胴・受アミ

こぎ胴をあけ、受けアミにゴミや泥などの汚れが詰まっていないか、破損していないかを確認してください。

 

・こぎ胴・こぎ歯

こぎ胴をあけ、こぎ歯の摩耗や変形がないかどうか確認しましょう。

 

・各ベルト

各ベルトのゆるみが無いかや、ベルト全体の摩耗や破損がないか確認してください。破損があれば交換しましょう。

 

コンバインが耐用年数を超えていたら、プロに買取ってもらおう!

コンバインが耐用年数を超えていたら、プロに買取ってもらおう!

 

定期的にメンテナンスをしてコンバインの耐用年数が伸びたとしても、メンテナンスのたびに高い修理費がかかってしまっていれば、新しく買い替えた方がかえって安く済む場合もあります。寿命が気になるようになれば、プロに買取を依頼することも有効な方法です。

 

廃棄よりも、買取の方がお得!

新しく買い替えるのであれば、今使っているコンバインは手放すことになります。手放すときは、業者に買取ってもらうことをおすすめします。「壊れているから買取ってもらえないのでは?」と思ってしまうかもしれませんが、実はほとんどの農機械に値段がつくのです。

 

その理由として、中古農機は海外で需要がある点があげられます。また壊れていたとしても少し修理すればまた使えるものが多く、使えなかったとしてもパーツに価値があるため買取ってもらえることがほとんどなのです。

 

廃棄すると逆に回収費用を取られてしまいますが、買取ってもらえればそのお金を新しいコンバイン購入費用として使うことができます。その中でもより高い金額で買取ってもらうためには、業者選びが重要です。

 

買取業者の選び方

より高く買取ってもらうために、買取業者を選ぶときは複数の業者に査定依頼を出しましょう。買取査定依頼を一括でおこなってくれるサイトもあるようですので、利用してみてもいいかもしれません。

 

その時、査定スピードも見ておくのをおすすめします。査定スピードが速い会社は知識が豊富で、買取が得意である可能性が高いです。対応力を見る判断材料のひとつとしてみておきましょう。また―ホームページを確認して、買取実績が多いかや買取出張可能かどうかも見ておきましょう。可能であれば手数料がいくらかかるかも確認することが大切です。

 

まとめ

コンバインの耐用年数は約10年といわれますが、使用状況やメンテナンスによって変わってきます。なるべく長く使用するには、メンテナンスや点検を定期的におこなうことが大切です。ぜひ、今回ご紹介したメンテナンス方法を参考にしてみてください。

 

また、コンバインの買い替えを検討する場合はプロである業者に買取ってもらうことをおすすめします。古いから、壊れているからといってあきらめるのはとてももったいないことです。業者に依頼して買取査定をおこなってもらいましょう。

 

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