不要となった農機具を処分する方法としては、オークションや下取り、買取業者に買取ってもらうなどがありますが、お得に処分したいとお考えの方には買取での処分がおすすめです。
使い古した農機具に買取る価値はないのでは?と思うかもしれませんが、ちょっとしたポイントを抑えておくことで、購入時の通常価格には及ばないにしても高値がつく可能性があります。こちらでは、農機具を買取に出す際のポイントについてご紹介します。
最初のポイントは買取業者がどのような部分に注目して査定を行うのかを知ることです。
数多く存在する買取業者ではありますが、査定基準には大きな違いはなく、確立されているのが実情です。
買取業者では、主に、次の2点を参考に査定・評価を行い、買取価格を決めています。
農機具には数多くの種類がありますが、それぞれ開発・販売された時期が異なり、仕様、販売当初の定価が違います。新しければ新しいほど、中古農機具の市場でも需要が高まりますので高価がつく傾向にあります。
また、例え古い農機具であっても、使用時間が短い、部品のキズや破損、摩耗が少なければプラス評価となります。
注意点
購入してから何年、どれくらい使っているのかではなく、買取対象の農機具がいつ製造されたのかが査定基準となります。
需要と供給のバランスによって、変動はありますが、市場相場も値付けの要因となります。メーカー価格で販売される新品、中古に限らず、人気があるものの市場にて売り出されている割合が少なければ、買取価格の相場が高くなります。
また、日本製の農機具は評判がよく海外向けに高値で買取ってもらえることもあります。
このような市場相場については、業者でなければ情報共有されないと思われがちですが、業者やオークションの取引価格を参考にすることができます。また、農機具店が近所にあれば情報を聞くことができるかもしれません。
先に述べたように、査定にはポイントがあります。大きな違いはないものの、業者によって得意とする農機具、取扱い量が違うため買取価格に差が生じることがあります。そのため、査定結果の金額が適正価格なのかを判断するのは難しいでしょう。
薄利多売の業者では、最初から限度額を提示してくれることもありますが、それも他社の査定額を知らなければ、高値かどうかが分かりません。
納得できる買取価格を実現するためには、複数社の業者に査定を依頼するのがおすすめです。また、査定額以外にも、業者の対応などを比較してみるのもいいでしょう。
もう自分では使うことがないのだから、汚れたまま査定してもらっても構わない。もしも、こう思っている方がいらっしゃいましたら、要注意です。農機具の買取価格には、外観面も関わっています。写真だけではなく、実物を見て査定してもらう場合には、農機具をキレイにして準備することが大切です。
農作業の現場では泥や草などが農機具に付着しやすく、汚れが目立ちやすいです。事前に洗車しておけば見た目がキレイになり査定の担当者が受ける印象も変わることでしょう。
普段、農機具を使い終わったら水洗い程度しかしていないという場合でも、買取前にはワックスをかける・潤滑油を差すなどして見栄えや状態をよくしておくことをおすすめします。
農機具の年式があまりにも古すぎて市場価値がない、または壊れていてパーツ代金にもならない、などで買取価格が安くなってしまうことがあります。しかし、買取価格が安くてもガッカリすることはありません。安い、あるいは買取価格がつかなかった農機具であっても、無料で引き取っている業者もいます。
業者が責任を持って引き取ってくれますので、営業店舗まで運搬する運送費や工賃、手数料などのコストを全額負担する必要がありません。そのため、ご自分で近所の農機具店や産業廃棄物処理業者に頼んで廃棄処分するよりも処分費用を抑えることができるのです。
ここまでご紹介しましたように、農機具を高値で買取ってもらうためには「査定ポイントを知る」「複数社を比較する」「買取前に農機具をキレイにしておく」といったポイントがあります。これらのポイントを抑えたうえで買取に臨めば、きっと納得のいく結果が得られるでしょう。
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